優等生だったのに、ある日突然……。

中学3年生になり、受験を迎えた息子の様子がおかしいのです。以前は勉強が得意で、声を荒らげることもない穏やかな性格の子だったのですが、3年生の夏頃からイライラしたそぶりを見せ、何をしても不機嫌そうな顔をするようになりました。受験のプレッシャーが原因だろうと思い、励ましの言葉をかけたりしたのですが、それも逆効果で……。仲の良かった弟とも口をきかなくなってしまいました。母親として、どうしてやればいいでしょうか。

我が子の受験は、親にとっては一大イベントです。自分のことのように心配し、勉強の進み具合を必要以上に気にしてしまったりすることもあるかもしれません。

しかし、一番プレッシャーを感じているのは受験を迎えた本人です。不用意な接し方をしてしまうと、ストレスになってしまうかもしれません。

以下では、お子様に接する上でしてはいけないことをいくつがご紹介します。
・お子様の将来を期待、心配するあまり、日頃から受験の話ばかりしている。
・お子様が勉強をしていない、集中できていない姿をみるとつい注意してしまう。
・別の家庭やよそのお子様が成功した例をお子様の前で話す。
・お子様の通う塾や予備校などに、親が何度も受験の相談をする。

 これらは、受験を迎えてデリケートになっているお子様の心を刺激し、不安定にさせる典型的な行動です。
では、受験中のお子様に対する接し方のコツを紹介しましょう。
 ・質問責めは避け、「いつでもあなたを助ける準備がある」ということを分かってもらう。
・お子様の気持ちを優先し、拒絶されてもお子様が自分の気持ちを打ち明けるまで根気よく待つ。
・お子様が気持ちを話してくれたら、遮ったりお説教したりせず最後までゆっくり聞く。
・お子様が感じていることを否定せず、きちんと認める。

 お子様の様子が以前と違い、悪くなってきたときは「受験うつ」を疑ってみてください。うつ病は、放っておくとどんどん悪化してしまう病気です。うつ病の症状は、放っておけばいつか自然に収まるというものではありません。思春期のうつに詳しい医師のいる精神科を受診させるのが望ましいでしょう。

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