うつ病とは違う! 新型うつ病は掃除で改善する

うつ病を知る

近年、メディアに多く取り上げられるようになったこともあり、「新型うつ病」の存在が注目されています。新型うつ病は従来のうつ病と異なる点が多くあるため診断が難しい病気だとされており、本人すら病気だとは気づかないケースも多くあります。しかし、そのままにしておくと周りの人から「怠け者」だと勘違いされてしまうこともあります。思い当たる節があるなら、さまざまな治療を試してみましょう。ここでは、そうした治療法のなかでも意外にも高い効果が見込める「掃除」について、ご紹介します。

うつ病との違いを理解する。そして、掃除を通して認識を変える

新型うつ病はうつ病との違いが多い病気

新型うつ病は、名前に「うつ病」と入っていますが、従来のうつ病とは症状に大きな違いが見られる病気です。うつ病患者は、基本的には活動するためのエネルギーが少なくなっている状態にあると言われています。そのため、無理に活動しようとするとすぐにエネルギーが尽き、無気力感や倦怠感などのうつ病の症状が悪化してしまいます。この症状を改善するため、うつ病患者は仕事や学校を休むケースが多くあります。

一方、新型うつ病患者の場合、活動するためのエネルギーをある程度残しているケースが多くあります。そのため、多くの患者が仕事や学校へ通いながら治療を続けています。なお、エネルギーが残っているゆえに気分反応性という性質を持ち、仕事は辛くてやる気が出ないのに趣味には意欲的といった特徴が表れます。これが、新型うつ病患者が周囲から「怠け者」だと思われてしまう理由です。

また、抑うつ症状の向かう先も、うつ病患者と新型うつ病患者で違います。うつ病患者の場合、「自分は駄目な人間だ」などと、自分に対するマイナスな感情が表れます。一方新型うつ病患者の場合は、周囲のことを過度に気にする傾向にあります。そのため「周りは自分のことを理解してくれない」といったように感情が周囲へ向かい、時には周囲の人間へ攻撃的な行動をとることもあります。例えば、他人を非難したり、物を壊したりするといった行動です。

以上のように、二つの症状には大きな違いがあるので、それぞれに適した治療法も異なります。そして、うつ病患者よりも新型うつ病患者に適している治療として、精神科医により掃除が勧められているのです。

掃除をすることで周囲と自身の認識を変える

掃除が精神科医により勧められている大きな理由は、周囲の認識を変えられるという点にあります。上述のとおり、うつ病患者は周囲から怠け者だと思われてしまうケースが多くあります。家族にすら、そう思われてしまう可能性があるのです。しかしそれならば、怠け者にみられなければいいのです。家中の掃除をして綺麗にするのは、家族のためになることです。家族のために掃除をしてくれる人のことを、怠け者だとは思いません。

そして、掃除を行えば家中が綺麗になるので、清々しい気持ちになれます。清々しい気持ちはプラスの感情なので、掃除を行ったあとはマイナスの感情を抱きにくくなります。このように、「いいことをした」という気持ちが自信につながり、新型うつ病の症状が改善される効果が期待できるのです。

可能であれば掃除は毎日行うようにしましょう。継続的に清々しい気持ちになることでプラスの感情を保ちやすくなりますし、家族の意識も変わり、新型うつ病という病気に理解を示してくれるようになります。

また、掃除をして汗をかくことにより、ストレス緩和の効果も期待できます。掃除に限らず、運動をしたり半身浴をしたりして汗をかくと、スッキリした気分になります。これは、水分と一緒に身体のなかにある老廃物や金属も一緒に流しているからだと考えられています。汗をかいてストレスを緩和できれば、新型うつ病の症状の改善も期待できます。そのため、掃除をする際は雑巾を使うようにするのが望ましいとされています。より汗をかける上に、床が綺麗になる様子がよく分かるので、清々しさも増します。

まとめ

このような理由から、掃除は新型うつ病の治療として精神科医より推奨されているのです。掃除を習慣化できれば、新型うつ病が治ったあとも良い習慣として続けることができます。

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