仕事が暇すぎるとうつ病になるって本当?うつ病を予防するための改善策とは

うつ病を知る

仕事で毎日同じ業務内容の繰り返しだったり暇すぎたりすると、気分の落ち込みを感じる人もいるでしょう。

多忙で休む暇がない人でうつ病になる人もいますが、業務内容が暇すぎることでうつ病になる人もいます。うつ病の症状が悪化してしまう前に、対処する必要があります。

この記事では、過度の暇が心に与えるダメージや対処法などをわかりやすく紹介します。

過度の暇はうつ病の原因になるの?

仕事が暇な人と多忙な人を比較すると、精神面でダメージを受けやすいのは多忙な人であるイメージが広まっています。しかし、実際には勤務時間のなかで業務内容が少なすぎると、やるべきことがなく気分の落ち込みを感じる人が多い傾向があります。

仕事が暇であることを、贅沢な悩みだと感じる人もいるでしょう。しかし、社員に適切に仕事を振るべきなのは上司であるため、自分自身を責める必要はありません。過度の暇は自身に存在価値がないと感じさせ、うつ病を引き起こすこともあります。

多忙な職場では、仕事に没頭できるため気分の落ち込みを感じる暇もないケースもあるでしょう。しかし、暇な職場では、自身の気分の落ち込みや無力感を仕事中に痛感してしまうケースもあります。

仕事が暇になりやすい職種では、事務職が挙げられます。新人のなかには、座って何もやることがない場合には早期に転職を検討することもあるでしょう。

仕事が暇でうつ病になりやすい人の特徴

仕事が暇である人のなかでも、うつ病になりやすい人には共通している特徴があります。

例えば、メランコリー神和型と呼ばれる、完璧主義で神経質な性格の人は暇な時間を苦痛だと感じやすい傾向があります。活き活きと仕事をしている他の人と自身を比べてしまい、無力感に苛まれることもあるでしょう。その結果、自身には存在意義がないと感じ、うつ病を発症しやすくなります。

新入社員で意欲の高い人がほとんど仕事がない職場へ配属されると、理想と現実のギャップに打ちのめされてしまうこともあります。その結果、社内における新入社員の離職率が高まってしまう要因にもなるでしょう。

スキルアップしていきたいと考えている人でもスキルが身につかないことで、転職が難しくなるのではと人生に不安を感じてしまうケースもあります。しかし、仕事が暇でも給料を得られていることで、転職へ踏み切れない人もいます。

仕事が暇で悩んでいるときの対処法

仕事が暇であることに大きな不満を感じている人は、早めに転職をした方が良いでしょう。

業務内容が少ない職場で、やりがいのある仕事を求めても難しいケースもあります。その場合には、仕事を多く割り振られる職場へ思い切って転職をした方が、仕事におけるやりがいを得られます。

さらに、自身の得意分野を伸ばせるような仕事を選んで転職することで、転職後の満足感も高くなるでしょう。しかし、転職を迷っている場合には、退職は焦らない方が賢明です。転職を決意している人は、転職先が決まってから退職の手続きを踏むことが大切です。

また、働いている会社のなかでスキルアップを望む場合には、資格の勉強をしても良いでしょう。

自身が資格を得てスキルアップすることで、新たな仕事を依頼されるケースもあります。業務が多い部署がある場合には、異動願いを出す方法もあります。

しかし、業務内容が多くやりがいのある部署へは、異動が難しいケースもあるでしょう。異動できたとしても、次の部署が自身に合っているかは仕事を始めてみなければわからないこともあります。

その他には、暇な職場環境は仕事であると割り切り、プライベートを充実させることで精神的な安定を得ることもできます。プライベートで新たな活動を始めたりやりがいのある趣味を楽しんだりすることで、日々の充足感が得られる人もいます。

うつ病を重症化させないために

職場が暇で悩んでいる場合でも、どのように行動すれば良いのか1人で判断できない場合もあるでしょう。その場合には、1人で抱え込まず信頼できる人に相談することが大切です。

しかし、同年代でやりがいを持って働いている友人には、仕事が暇であることが悩みであると打ち明けづらい場合もあります。さらに、仕事が多忙な人にとって、仕事が暇であるといった相談内容は理解できないケースもあるでしょう。そのため、相談相手によっては精神的なダメージを受けることもあるため、相談相手は慎重に選ぶ必要があります。

精神科を受診することに抵抗がある場合には、ネットの相談ができるサービスを活用しても良いでしょう。厚生労働省が運営している「こころの耳」では、仕事における悩みなどを無料で相談することが可能です。

非営利活動法人が運営している、チャット形式で悩みを相談できるサービスもあります。ネットでの相談はうつ病の根本的な改善にはならないこともありますが、自身が進むべき方向性を示唆してもらえることもあるでしょう。

仕事が暇で悩んでいる人は1人で抱え込まないことが大切!

仕事が暇で悩んでいる人やうつ病を発症している人は、自身の悩みは軽いものだと思い込む傾向があります。しかし、仕事中に暇な状態が長く続くことで、うつ病の症状が知らず知らずのうちに進行してしまうこともあります。

うつ病を予防するためにも、自身が対処できる方法を試すことが大切です。転職するか迷っているときでも、気分の落ち込みを自覚している場合にはネットの信頼できる機関などへ相談してみましょう。

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