うつ病治療の病院をWEB検索する際の2つのコツ

うつ病の治療

自身にうつ病の疑いがあるとき、または家族など周囲の人にうつ病の疑いがあるとき、何よりも優先しなければならないのは、精神科および心療内科へ通院することです。うつ病は悪化してしまうと治療に時間がかかるため、早期での発見・治療が望ましいとされています。しかし、どの病院でもいいというわけではありません。患者が納得して通院できる環境でなければ、治療に苦痛を感じ、通院をやめてしまうことも考えられます。では、どのように病院を選べばいいのでしょうか。

検査・治療の選択肢の多い病院をWEB検索で探そう

検査・治療内容をWEBで把握する

精神科および心療内科の数は、2008年に日本全国で9,000を越えています。単純計算で、各都道府県に190。いざ、病院を探すとなっても、これだけの数から絞り込むのは大変だといえます。そのようなときに便利なのが、WEB検索です。

通院を考える際、ある程度検査・治療の内容がわかっていれば、心の準備ができます。通院しようにも、何をするのかわからなければ不安になるかもしれません。特に、うつ病患者は病気の影響により、ネガティブな思考を持ちがちです。多くの病院では、うつ病患者が通院に不安を感じないよう、検査・治療の内容をホームページで開示しています。そのため、自身や周囲の人がうつ病か疑わしいときは、WEB検索を用いるのが便利でしょう。

 

WEB検索で病院を選ぶコツ1.検査項目の多さ

検査の種類が多ければ多いほど、より確実にうつ病かどうかを診断しやすくなります。なぜなら、うつ病はさまざまな要因が絡まり合って発症する病気だからです。遺伝的な問題や性格的な問題、身体の問題、ストレスの問題など、うつ病になる要因は非常に多くあります。そのため、検査の種類が少なければ診断の精度は下がります。

現在、高い精度でうつ病を診断できるといわれる検査方法が、「光トポグラフィー検査」です。うつ病患者の多くは、脳機能、特に前頭葉の機能が低下しているとの統計があります。そこに着目して開発された光トポグラフィー検査は、前頭葉の血流の変化を数値化し、変化のパターンからうつ病かどうかを診断するものです。70%から80%の精度で診断ができると言われており、厚生労働省からも先進医療として認められています。

この光トポグラフィー検査に加えて、多くの検査を取り入れている病院では、極めて高い精度でうつ病かどうかの診断が可能です。そのため、多くの検査を取り入れている病院は信頼度が高いとも言えます。

 

WEB検索で病院を選ぶコツ2.治療法の多さ

治療の種類が多い病院では、希望に沿った治療法を選ぶことができます。うつ病の治療で主流となっているのは投薬治療ですが、人によっては抗うつ剤による強い副作用に悩まされる可能性もあります。抗うつ剤は実証実験によって一定の安全性は確認されていますが、体質によって合う、合わないがあります。もし抗うつ剤が体質に合わなかった場合、投薬治療しか取り扱っていない病院であれば、抗うつ剤の副作用に悩まされることになります。

最近では、抗うつ剤と比較して副作用が少なく、効果も高い治療法があります。それが、「TMS(磁気刺激治療)」です。前述したように、うつ病は脳と密接な関係があります。TMSは、脳に磁気刺激を与え、低下した脳機能を活発化させる治療法です。アメリカで行われた調査では、TMSを受けた約60%の患者が症状の緩和を感じ、30%以上の患者がうつ病の症状がなくなったとの統計もあります。ごくまれに頭痛や頭皮の不快感、歯痛の副作用を感じる患者もいますが、安全性が非常に高く、アメリカでは1万以上もの臨床データがあります。TMSを受けられる病院であれば、投薬だけに頼る治療を続ける必要はなくなります。

病院を選ぶ際には、「認知療法」を扱っているかどうかも重要となります。認知療法は、うつ病患者が過度なストレスを抱え込まないよう、考え方を矯正していく治療法です。うつ病患者の多くは、ストレスを抱え込みやすい性格であると言われています。もし、うつ病の症状が緩和されても、再度ストレスを抱え込めば再発する可能性は高くなります。そのため、投薬治療やTMSなどと並行して認知療法を受けるのが望ましいとされています。

治療法が多ければ多いほど患者にかかる負担が軽減され、治療にも積極的になると考えられます。したがって、うつ病を早期で解決したいのであれば、治療法が多く用意されている病院を選ぶのがよいでしょう。

 

まとめ

上記で挙げた各ポイントを参考にしてWEB検索で病院を探せば、治療効果が見込める病院がみつかる可能性は高くなります。なるべく、検査・治療の選択肢が多い病院を選び、うつ病を早期発見・治療しましょう。

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