”貧乏ゆすり”でうつ病を改善! その秘密とは

うつ病の治療

 

うつ病の原因は諸説あり、そのなかの一つにモノアミン仮説という説があります。モノアミン仮説とは、脳内にある三大神経伝達物質「セロトニン」、「ノルアドレナリン」、「ドーパミン」が減少することによりうつ病になるという説です。うつ病になるメカニズムはまだ明確には解明されていませんが、神経伝達物質はうつ病の発症と深い関わりがあるといわれています。
その三大神経伝達物質の一つである「セロトニン」は、貧乏ゆすりで分泌量を増やすことができるとされています。では、その仕組みはどのようなものでしょうか。

貧乏ゆすりはセロトニンを増加させる! うつ病も改善するすごい効果

うつ病予防鍵となるのはセロトニン

貧乏ゆすりがうつ病を改善させる仕組みを知るために、まずセロトニンの役割について説明していきます。

セロトニンには心に安らぎをもたらしたり、残りの三大神経伝達物質であるノルアドレナリンとドーパミンの作用を制御したりする働きがあります。このセロトニンが減少してしまうと、ノルアドレナリンやドーパミンの作用を上手く調節できなくなってしまいます。そうなると心身をリラックスさせることができなくなるので、ストレスが溜まりやすくなってしまうのです。ストレスが溜まってしまうと、うつ病の要因とされている自律神経の乱れを引き起こしてしまいます。

自律神経は体をコントロールする役割を担っているもので、体の臓器を動かしたり汗を出して代謝を促したりと1日中働いています。この自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つから成り立っており、交感神経は主に体が活動しているときに、副交感神経は寝ているときやリラックスしているときなどに活発に働きます。こうして2つの神経がバランスよく働くことで、体の健康は保たれています。

しかし、ストレスを溜め続けたり昼夜が逆転するような不規則な生活を送っていたりすると、セロトニンの分泌が阻害されます。そして、ノルアドレナリンやドーパミンが暴走しがちになり、自律神経のバランスが次第に崩れていきます。自律神経の乱れにより十分な休息が取れないと、何もないのにイライラしたり、疲れやすくなったりといった症状があらわれ、慢性化するとうつ病へ発展するとされています。

このように、セロトニンは脳で大切な役割を果たしており、減少することでうつ病リスクを高めてしまいます。では、セロトニンを増加させるためには、どのようなことを行えばよいのでしょうか。

貧乏ゆすりはリズム運動でセロトニンを増やす

セロトニンの分泌を促進させるために有効な方法の一つとして、“貧乏ゆすり”が挙げられます。貧乏ゆすりはときに人を不快な気分にさせてしまうこともあるため、行儀が悪いとされることも少なくありません。しかし、貧乏ゆすりによって生み出される一定の振動がセロトニンを増やしてくれるのです。

セロトニンの分泌を促進することができるさまざまな方法の一つに、「リズミカルな運動」があります。5分以上、一定のリズムを保って反復運動をすることで、セロトニンの分泌を促進させることができます。

リズミカルな運動と聞くと、スクワットやウォーキングなどを思い浮かべる人もいるかもしれません。しかし、貧乏ゆすりもこれらと同じリズミカル運動にあたるため、セロトニン分泌の促進において外に出て行う運動と同じような効果を得ることが可能です。また、貧乏ゆすりには「余分なエネルギーを発散させる」という役割もあります。走ったりバッティングセンターに行ったりしてスッキリするのと同じように、イライラを解消することができるので、過剰なストレスを溜め込まずに済みます。

まとめ

このように、貧乏ゆすりにはうつ病を防ぐさまざまな効果があります。もちろん、貧乏ゆすりをあまりよく思わない人もいますので、行う際は、周りに迷惑をかけないように配慮することも大切です。

 

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