うつ病患者と動物の上手な付き合い方

うつ病の治療

ペット療法は、うつ病を改善する方法として有効とされていますが、メリット・デメリットが混在している状態です。

しかし、双方を理解してうまく付き合っていく事ができれば、うつ症状の改善も見込めるかもしれません。今回は、うつ病患者がペットと上手に付き合っていく方法についてご紹介したいと思います。

 

ペットを飼う時のメリット・デメリット

まずはペットを飼う前にメリット・デメリットを知る必要があります。いい所ばかりに注目していると、後から様々な問題に直面することになるでしょう。逆にメリット・デメリットを知っておけば、どうすればうまく付き合っていけるのかも見えてきます。

▼ペットを飼うメリット

・動物の見た目による癒やし効果

・規則正しい生活が身につく

・自殺を防ぐことにつながる

・身体を動かすことにつながる

ペットの可愛らしい見た目には、癒やし効果があると言われています。心理学的にも、ペットの毛並みや体温に触れることで、血圧が下がりリラックスができるとされています。そんなペットが近くで生活していることで、自殺を考えた時にも残されたペットのこと考えれば、踏みとどまるきっかけになるでしょう。

また、決まった時間にご飯をあげたり、朝になるとペットが起こしに来たりすることで、規則正しい生活が身につきやすくなります。さらに、ペットと遊んだり、散歩に出かけたりすることで適度な運動効果を得ることができます。

規則正しい生活や適度な運動は、うつ病の改善に効果があると言われていますので、ペット飼うことでうつ病の改善が期待できるといえるでしょう。

▼ペットを飼うデメリット

・体調によっては世話ができない

・ペットが思い通りに行動しない

・ペットロスになる可能性がある

当然ですが、体調が悪い時にはペットの世話ができない事もあります。そんな時に自分を責めてしまうことがありますし、お腹を空かせたペットが甘えてくるときに苛立ちを覚えることもあるでしょう。このような事からストレスを溜めてしまい、うつ症状が悪化する事も考えられます。

また、可愛がっていたペットと死別することで「ペットロス症候群」になる可能性もあります。

ペットを飼う前には、このようなデメリットがあることも知っておかなければなりません。

メリットを活かした付き合い方

デメリットはありますが、うつ病改善のためにペットを飼いたいという方は、デメリットを減らす事が大切です。そのためには、メリットを活かした上手な付き合い方が大切です。

▼他人の力を借りる

体調が悪い時にペットの世話を頼める相手がいる時には、誰かに協力してもらうといいでしょう。それにより、体調が悪い時に世話をしなくて済みますし、ペットの心配をすることも無くなります。

 

▼一時的に触れ合う

代わりにペットの世話をしてくれる人がいない、そもそもペットが飼えない時には、一時的に動物と触れ合う施設やサービスを利用されてはいかがでしょうか?動物園のふれあいコーナーや動物と触れ合えるカフェ等に行けば、ペットを飼うことができなくても動物と触れ合うことができます。また、こういった施設の動物は人間に慣れているので、より簡単に触れ合うことができるでしょう。

 

▼デメリットが少ないペットロボ

今では様々なロボットが開発されていますが、ペットを飼っているような感覚になれるロボットも存在します。ペットロボなら調子が悪い時には電源を切ることができますし、ペットロスの心配をする必要はありません。

ペットロボの中にはセラピー用に作られたロボットもあり、少し前から注目を集めているようです。

まとめ

うつ病になったからペットを飼ってみようという思考は危険ですが、メリット・デメリットを知った上で上手に付き合うことができれば、うつ病の改善も期待できるでしょう。しかし、様々な事情でペットを飼うことができないこともあると思います。そんな時には、ペットと触れ合える施設やサービスを利用することで、ペットを飼うのと同様の効果を得ることができます。

もし、ペットを飼える状況なのか自分で判断できない時には、主治医に相談するのも一つの方法です。

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