うつ病の大敵はセロトニン不足!ライフスタイルが原因でセロトニンが減ってしまうって本当?

うつ病の治療

うつ病と神経伝達物質であるセロトニンには、密接な関係性があります。セロトニンは十分に分泌されることで精神的に安定しますが、セロトニンが不足するとうつ病を発症するリスクが高まります。

ライフスタイルを見直すことで、セロトニン不足を解消することができるでしょう。

この記事では、セロトニン不足になる原因やセロトニンを増加させる方法について紹介します。

1.セロトニン不足になる理由を知ろう

セロトニンとは神経伝達物質の1種であり、精神のバランスを整える脳内物質です。セロトニンが不足することによって、入眠しづらくなったりうつ病を発症したりするケースもあります。

また、セロトニン不足は不安感を増幅させるため、常に焦燥感がある人もセロトニン不足を疑ってみると良いでしょう。

うつ病患者が日本国内で増加している理由の1つとして、セロトニンが不足しやすいライフスタイルを送る人が増えていることが原因だといわれています。セロトニン不足の主な理由は、慢性的な運動不足やスマホの使用過多、食生活の乱れや日光に当たらないライフスタイルなどが挙げられます。

また、セロトニン不足になる理由として、朝の過ごし方が大きな影響を与えるといわれています。朝起きたときに朝食を抜き日光を浴びなければ、セロトニンは不足してしまいます。

糖質制限などのダイエットをしている人も、セロトニン不足に注意しましょう。無理な食事制限をしてしまうと、セロトニンを生成するために必要な栄養素を取り込むことができません。

仕事や家庭で過度のストレスにさらされている場合は、自身の環境の見直しから始めてみましょう。常にストレスにさらされている人は、食習慣や睡眠習慣などを改善させてもセロトニンが生成しづらい状況にあるといえます。

2.セロトニン不足になるとどんな影響があるの?

セロトニンが不足することで、心身に影響を与え不調を感じることが増えるようになります。身体的な変化としては、疲れやすく睡眠障害などが起こりやすくなります。朝に起きることが困難になり、会社や学校へ行けない日もあるかもしれません。

セロトニンが不足することによって、便秘がちになる人もいます。精神的な変化では気分が滅入りやすくなり、いらだちを感じるケースもあります。考えがまとまらなくなるため、やるべきことがある場合でも行動に移すことが困難な状況に陥ります。

心身のバランスが崩れることによって、アルコールなどの依存症へ移行してしまう人も少なくありません。

これは、依存性のあるタバコや酒などが、脳内にドーパミンを分泌することで多幸感を得られるためです。また、セロトニン不足になると、食欲過多になり体重が増加する人もいます。その結果、無理なダイエットをしてしまい、過食や拒食などの原因となることもあります。

心身の不調を放置しておくと、悪化の一途を辿りうつ病を発症する可能性が高まります。うつ病が重度になれば、自殺念慮が強くなり通常の生活を送ることは難しくなる場合もあります。そのため、セロトニンが不足した際の症状を理解し、うつ病の早期発見に努めることが必要です。

1人暮らしの場合には、セロトニン不足による自身の心身の変化に気づけないケースもあります。

耐え難い心身の不調を感じたときには、重症化を防ぐためにも精神科を受診するようにしましょう。

3.セロトニンを増やすポイントを理解しよう!

セロトニンを増やすためには、日光浴やリズム運動が効果的です。日光浴する時間は、1日あたり20~30分ほど行うことが望ましいとされています。早朝に日光を浴びることを習慣化すると、心身ともに覚醒しやすくなり活動的に1日を過ごせるようになるでしょう。

スクワットやウォーキングなど一定のリズムで運動を行うリズム運動は、セロトニンの分泌を促すことが特徴です。運動習慣がなかった人は、歩く時間を増やすようにするなど取り入れやすいものから実践してみましょう。

また、セロトニンを増やすためには、バランスの良い食事を心がけることが大切です。セロトニンは、日光を浴びたりリズム運動をしたりするだけで分泌されるものではありません。

セロトニンが分泌されるためには、トリプトファンを身体に取り込む必要があります。トリプトファンは必須アミノ酸の一種であり、大豆製品や乳製品、穀物などに多く含まれています。トリプトファンは卵や肉、マグロやカツオなどの魚にも多く含まれるため、高タンパクな食材を積極的に摂取するようにしましょう。

セロトニンを分泌させるためにはトリプトファンが含まれる食物の他にも、炭水化物やビタミンB6が含まれる食品を摂取する必要があります。炭水化物として代表的な食品は白米やパンであり、ビタミンB6が含まれる食品はささみやバナナ、さつまいもなどが代表的です。

セロトニンを増やすことはうつ病防止にもつながる!

気分の落ち込みや不眠などの症状に悩んでいるときには、セロトニンが不足していないか自身のライフスタイルを確認することが大切です。

食習慣や運動習慣を見直すことは、セロトニンが増えやすい身体づくりの一助となります。セロトニンを増やすためには、自身の生活に取り入れやすい食事や運動などから試すことが大切。トリプトファンが含まれている食品を意識して選び、食習慣を改善してみましょう。

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