大量の冷や汗には簡単な呼吸法と体を冷やす方法で対応!

プロフィール
まめのすけ 30代 男性
受験勉強中の18歳で気分変調性障害を発症。動けないほど重症にはならないが、長く患うのが特徴で、以後うつ病歴18年。不都合を抱えながらも何とか生活を続け、最近は快方に向かっている。
お困りごと
汗が止まらない

緊張を伴う場面では、冬でも滝のような汗をかいてしまう

うつ病になってから、汗が止まらなくなることとがたびたびあります。夏の暑い日や体を動かした後ならまだしも、真冬の寒い日でも汗が止まらなくなることがあります。おかげで真冬でも扇子を持ち歩いているし、会社の机にはうちわと扇風機が常備してあります。会社の人からは「真冬にそんなに暑いの?」と言われる始末です。
こういうことって、皆さんは経験ありませんか?

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初対面の人と会う→その後食事は、滝汗必須パターン

もともと子供の頃から汗っかきの方です。しかしうつ病になってからは、もっともっと汗をかくようになりました。いや、汗っかきなんてものではないくらい大量の汗をかくんです。
例えば、人と会うとき。初対面の人に挨拶をするシーンで、額に大量の汗をかいています。まるで体のどこかに水栓がついているかのようにダラダラと汗をかきます。おかげで「大丈夫ですか? 風邪ですか?」なんて聞かれることもよくありました。
しかもそのまま食事になんてなろうものならもっと大変。鍋やラーメンのように体が温まるものじゃなくても滝のような汗をかいてしまうんです。
なので、「代謝がいいんですねぇ。若いっていいね!」なんて言われることもしばしばあったのですが、もう30代半ばです。そんなに若くもありません(泣)。
でも不思議なことに、初対面じゃない人と一緒にいても汗はあまりかきません。そういう人と食事をしていて滝のような汗をかいた経験もあまりありません。

医師の見解は「汗の原因は極度の緊張と薬の副作用」

あまりに発汗が酷いので、主治医に聞いたことがあります。説明によると原因は2通り考えられるとのことでした。
まずは極度の緊張
ストレスを感じると、ガチガチに緊張することがあります。うつを患っている人はなおさらです。また「汗をかいた」と認識することでさらに焦りを呼び、それでまた大量の汗をかいてしまうことがあるようです。こうした緊張が発汗の一番の原因だそうです。

次いで薬の副作用
私の場合は三環系の抗うつ剤を処方されています。お薬手帳や薬の説明書にも書いてあるのですが、このタイプの抗うつ剤は発汗を伴います。と同時に「口渇」という副作用も出るようです。

今考えれば、汗をかいている時って大抵口の中が渇いていました。
私のように発汗が酷い人は、一度主治医の先生に聞いてみるといいかもしれません。

汗ハック、私の場合

こんな発汗を何とかしたいと思って、これもまた主治医やカウンセラーさんに相談しました。いろいろ教えていただいた中で、実践しているのはこんなことです。

1:呼吸法

「緊張が発汗を呼ぶのなら、リラックスをすればいい」ということで、リラクゼーション法を教えてもらいました。なかでも一番効果がある方法が「呼吸法」なのだそうです。

まず、椅子やソファにゆったりと腰掛けます。両手は膝の上か、太ももの上に軽くのせる程度。腰掛けることが出来ない場合、足を肩幅くらいに開いて立ちます。両手はぶらんとした感じで、太ももの横に添える程度です。
そして息をゆっくりと3秒間、たっぷりと吸います。そして同じリズムで10秒程度吐きます。
これを5分程度くり返すと、緊張が収まってきます。人によっては指先や足先など、体の先端が温かく感じるかもしれません。これは「副交感神経が優位になった」、つまりリラックスが出来ている証拠なのだそうです。指先がじわ~と温かくなったら、そのサインです。
ここで大事なのは、「息を吸う時間より、吐く時間を長くする」ということだけです。
肺活量は人それぞれなので、必ずしも吐く時間が10秒である必要はないそうです。うつを患っている人たちのほとんどが真面目な方ばかりなので、数字通りにやっちゃいがちです。私もそうでしたが、ぜひご自分のペースでやってみてください。
10秒が苦しかったらそれ以下で、余裕があったらそれ以上で、というくらいの気楽さでやってみてください。とにかく、吐く時間が長ければいいんです。

2手首を冷やす

「汗が止まらなくなったら、手首を冷やせばいい」とも教わりました。ケーキなどに同梱されているような保冷剤(直ではなく、ちゃんとタオルで包んでくださいね)や、解熱用のシートを手首にあてがうと、汗がひいていきます。首の後ろでも効果があります。
しかし、保冷剤なんてすぐ捨てちゃう人も多いし、解熱用シートを持ち歩く人ってそうそういません。「どれもない!!」という場合、私は手を洗う要領で手首を冷やしています。汗が止まらなくなったら、とりあえずお手洗いに駆け込んで手を洗うフリをして手首を冷やします。5分も冷やしていると、スーっと汗が引いていきますよ。

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対処法を実践しながら汗と付き合う

こうした発汗への対応を知っただけでも、だいぶ気楽になりました。以来、発汗した場合は何食わぬ顔をしてトイレに駆け込むようになりました。そこで手首を冷やしたり、呼吸法をやっています。
本当はトイレなんかで深呼吸したくないのですが、仕方ないですよね(笑)。幸い職場のトイレはきれいなので助かっています。でも最近は周りに知られないように、静かに深呼吸をする技を身につけました。なので皆さんもシンプルな方法を自分流にアレンジしてみるといいかもしれませんよ。
ただ職場の上司には無用な心配をかけないよう、「薬の副作用なので、別に風邪を引いている訳ではありませんから……」と前もって説明しています。なかには抗うつ剤を服用していることを隠したい人もいると思います。私も上司以外の同僚には、「いやぁ、汗っかきなんですよ~」と言ってごまかしています。その通りなんだから、嘘はついていませんしね(笑)。

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