主治医と薬剤師さんは何でも相談できる味方

プロフィール
A-A.D 30代 女性
留学経験、家庭環境、定職が見つからない焦りなどからうつ病に。4年程経ち、良くなったと思った頃、詐欺被害等が重なりうつ病、パニック障害を併発。結果7年程通院。現在は結婚して海外で生活。環境の違いから鬱状態になりやすいが、自分なりの克服法にて対処中。

お困りごと
自己判断での断薬の失敗

気分が楽だからと自己判断で薬を辞めて大変なことに・・・

毎週1度の通院を初めて1年程たった頃、薬のおかげで体調が良くなり毎日残業をしていました。そのうち、仕事への責任感と心療内科に行かなくてはという2つの天秤が仕事の方に傾いて、ついには通院をやめてしまいました。結果、急に体調が変化して薬を飲んでも気分は落ち着かなくなり……。

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うつ症状の再発に、残っていた薬を飲んでも効かず

薬が効きだしてしばらくして、通院を続けていることに対して「まだ通院している」という家族や友人、仕事場での視線も気になり、通院しにくい状況になりました。そこに自分自身の「病院に行きたくない」という思いも重なって「もう治った!」と自分で決めつけてしまいました。
そして、主治医の先生に問い合わせもしないで、通院をやめて、勝手に薬の使用を中断してしまったのです。

真面目な性格だった私には、今仕事を休んだら、仕事が無くなってしまう! 仕事はきちんとこなさなきゃ! という思いが強くありました。
そして、その仕事場は障害者に対しては親切でしたが、うつ病など精神的な病の人をフォローする規則などはありませんでした。それどころか、風邪やインフルエンザでもないのに休むのなら仕事を辞めてもらうとまで言われました。

仕事に対するストレスの積み重なり、精神的な追い詰められ感、勝手に通院をやめた罪悪感が増す中、体調はどんどん悪くなっていきました。堪らず、残っていた薬を飲んだのですが、体調は良くならないどころか、飲んだ後に気分が落ち着かなくなる始末・・・・・・。
悪いことは重なるもので、弱った心に付け込まれて詐欺被害に遭い、金銭的な問題を抱えて人間不信のような状態になり、仕事もしにくくなりました。

通院を中断しても、主治医は患者を受け入れてくれる

追い詰められ不安が酷くなった時、主治医の先生を思いだしました。それでも、すぐに心療内科に行くのはためらわれました。自分で勝手に通院を辞めてすでに半年ほど経っていました。
しかし、自分の中で頼れるのは主治医の先生だというイメージが強かったので、勇気を振り絞るのに1カ月ほど使って主治医の先生に電話をしました。

こんな状態で先生の前に顔を出すのは恥ずかしかったのですが、実際に病院を訪れると、先生が穏やかな表情と口調で、「最近どうしてるかと思っていたんですよ。体調はどうですか?」と聞いてくれました。その言葉は私の緊張を解いて、心の中で落ち着かなかったものをストンと落ち着いた感じにしてくれました。私はそれまでの出来事を一気に話しました。

先生は黙って聞いてくれていました。話し終わると、「急に息苦しい感じがしたり、急に不安になったり、そういう症状はどうですか?」と質問されました。2カ月ほどそういった症状に悩まされ、仕事に行くのが辛く、仕事以外の外出は控えていました。
仕事に集中していないと、どこにいても不安になり、人が多いと感じる場所にはいられない、ということを話しました。その結果、先生が、「パニック障害も出ているかな。仕事辛かったら、診断書を出してあげるから言ってね」と言ってくれました。この診断書のおかげで仕事へのプレッシャーが減りました。

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薬剤師さんという力強い助っ人を頼る

先生は私が話した症状をすべてメモして、2週目に薬の量を変え、また私の調子を聞いて、試しに漢方を取り入れようと言ってくれました。
しかし、漢方を使ってから、逆に気分が悪くなってしまいました。でも診察日までにはまだ日があり、すぐに行ってそのことを話すのがためらわれました。

そんな時、母と一緒に、私が薬をもらっている薬局に行きました。母は私の症状をすぐに薬剤師の方に聞いていました。
それまで、私の中には「薬剤師の方に話を聞く」といことは全く頭にありませんでした。いつも持ち歩いているお薬手帳を見せて「パニック障害もあるらしく……」と説明をすると、薬剤師の方から、漢方と今までの薬の違いをしっかりと聞くことが出来ました。

その後、先生の所に行ってその話をすると、どうやら私は珍しく漢方アレルギーがあるらしく、漢方の使用を中止することになりました。

それ以降、薬に関することは薬剤師の方に聞き、ちょっとした出来事も主治医の先生に話すようにしました。
主治医の先生や薬剤師の方はいつでも私たちの味方です。不安なことがあれば気軽に相談してみるとよいと思います。

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